ガッチャマン クラウズ インサイト 第5話 「halo effect」 クラウズは危険なのか…ゲルサドラ首相も危険…?
首相選1週間前の調査では、菅山元首相の支持が73%と圧倒的トップの予想。
ゲルサドラはわずか1.9%に留まっているが…。
ゲルサドラはその能力でみんなの声を聞き、クラウズ全面廃止を公約に掲げた。
ようやく動けるようになった累くん。
廃止派となったゲルサドラと話をする。
累「ゲルサドラくん、クラウズを廃止するって…どういう意味かな?」
ゲルサドラ「ボクはみんなの願いを聞き入れただけです。望みを叶えればみんな幸せになりますよね。」
累「それは一時的な願いにすぎない。今はみんな、ただ不安なんだ。誰かに頼っていてはいつまでも内発性は育まれない。」
つばさ「内発性って、本当に必要なんですか?」
累「は…?」
つばさ「ごめんなさい、累先輩の言ってること難しくてよくわかんないです。世界ってもっと簡単でいいんじゃないですか?困っている人がいたら助ける、苦しんでいる人を守ってあげる…そういうことをやるのがウチらガッチャマンじゃないんですか?」
累「つばさちゃん、それでは世界はアップデートできないんだよ。」
つばさ「みんなが求めてるのは、世界のアップデートなんかじゃありません!」
累「それは…うっ…!」
また少し苦しくなった累くん。
丈もクラウズ廃止には賛成で、ゲルサドラの選挙活動を手伝うという。
菅山が圧倒的といっても、他にいい人がいないというのが多くの理由のようで、事実支持率は下がる一方。
何かきっかけがあれば変わる!と丈は考える。
草の根の選挙活動。だがその姿がネットで拡散されれば効果は無限大!
そんな時、菅山がついにボロを出してしまう。
放送で投票の呼びかけを行った後、自分に文句を言ってくる国民に対し「非生産的だよねこーゆーの…あったま悪いのかな?」と愚痴をこぼしたら、カメラが止まっておらず、その様子が放送されてしまったのだ。
いやしかしこのオープンカー累のかっこよさよ。
とうとう菅山の支持率は30%まで落ち込み、逆にゲルサドラは20%まで伸ばしてきた!
マスコミの菅山バッシングも強くなり、ついには「NO菅山運動」まで起こる始末。
そして投票前日、すっかり民衆は菅山よりゲルサドラという感じに。
「宇宙人だぞ?」と思いつつも「菅山よりはマシ」「一度やらせてみよう」という世論になっていた。
累「丈さん…あなたは、特別な正義の味方になりたいんですか…?」
最後のお願いで「クラウズがなくても私達が助けます!」と高らかに宣言するつばさ。
それを見守る丈。
先日の渋谷テロでは188人もの重軽傷者がでた。それに何より仲間が1人死ぬところだった…クラウズは廃止しなければならない。
しかし一方で、世間の空気に流されて簡単に投票先を決めてしまう民衆もどうかと感じていた。だが“俺の正義”のためにはこの流れに乗るしかない。
鈴木「この国は自分で考える力のない猿しかいない。」
世の中の空気が菅山叩きだからそれに乗っかっているだけ。菅山は誹謗中傷で済んでいるからまだいい。たとえばクラウズを使っての集団リンチなど起こったりしたら…
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