覆面系ノイズ ♭4 「ほんとのこころをかくしたぼくらは、こうしてあのひ、てをくんだんだ」 覆面で女装系?ボーカル「アリス」の正体は
人気絶頂の覆面バンド「in No hurry to shout(イノハリ)」。
しかしそこにはあるヒミツが…。
梁井(イノハリのマネージャー)「正体バレねえんならCD出してもいいって言ったのはそっちだよ?それなら誰もお前らだって気付かない。」
ハルヨシ「まあそうね、確かに。」
クロ「これがユズ君とは思わへんわな。」
梁井「で、お前の声をユズに当てる。それでいいんだな?」
深桜「はい。私は歌いたいです。」
梁井「ったくおかしなガキどもだなあ。何考えてんだか。歌うならお前自身がアリスになればいいだろう。」
深桜「それはイヤです。」
ユズ「どう思われたっていいです。今までもこれからもイノハリのボーカルはアリスってだけだ。それからボクが音を鳴らせるのはここだけだ。イノハリを壊すのは誰であっても許さない。」
梁井「それが夢を叶えてやろうっていう大人に言うセリフか?でも、嫌いじゃない。」
杠 花奏(ゆずりは かなで) – 通称「ユズ」。
背が低くてまつ毛が長いことをよくいじられる可愛い少年。
幼少期に父親が飛行機事故で亡くなったことが原因で、歌をうたうことができない。
イノハリでは女装してボーカル「アリス」のビジュアルのみを担当。「アリス」の声は珠久里 深桜(すぐり みおう)が当てていた。
目の色が違いますけどカラコンまで入れてるとは…。
泣きぼくろが隠れてるのはちょっと惜しい。
そうしてできたPVを見て…
クロ「すんご…」
ハルヨシ「まるでユズが歌ってるみたい…。」
ユズ「ボクが…歌ってる…!ありがとう、深桜…。」
深桜「うん…。」
ハルヨシ「ユズ、私はあんたと音楽を続けたい!アリスを探すためにイノハリが必要なら、ここに立つことが必要ならやるわ!」
ユズ「やってあげてもいいけど…」
クロ「マッジ!?」
ハルヨシ「ったくもうユズったら…。」
クロ「ツンデレやん!」
ユズ「なんでだよ!」
自分が歌ってる姿に感動し引き受けちゃったユズ。
女装でもいいのかい?こっちとしては最高だけども!
ユズは幼い頃に出会っていたニノと高校で再会。
ユズはニノの声に惹かれ想いを寄せていた。
人気絶頂のイノハリは街に広告があふれ、初のテレビ出演も控えていた。でもそれはやっぱり無理がありますかねぇ(女装もですけど口パクが…)。
そんな時、ユズはついにニノをイノハリに誘う。
正式なボーカルの「アリス」として!
ニノ「イノハリ…ホントなの…?」
ユズ「20分も遅刻だよ!アリス。」
ニノ「ユズ…」
ユズ「モモにとって今のアリスの声が届かないなら、イノハリを使えばいい。プロとして立つモモに届かせるにはイノハリは何にも勝る最高の場所だと思う。」
ユズ「アリス、イノハリのボーカルになってほしい!今までずっとボクの口に深桜の声を当ててた。でも深桜が抜けた。」
ユズ「だからアリス、ボクの代わりに本当に歌うイノハリのアリスになってほしい。5月29日『ミュージックキング』の生放送に出て欲しいんだ!」
しかしその日はモモと会えるかもしれないオーディションがあるので、それに行ってから!と笑い合う2人。
あんまり女装とか気にしないんですね~普通に似合ってるしね(?)
ユズ「ホントの心を隠したボクらは、こうしてあの日、手を組んだんだ。」
ニノには初恋の相手「モモ」がおり、いつかモモに歌声を届くことを信じて歌い続けている。
またアリスの声のみ担当していた深桜もユズが好きだったりと、色々はがゆい関係があるわけなんですね。
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