Fate/Apocrypha 第25話 「Apocrypha」 ジークの旅立ち、アストルフォちゃんはやはり最強ヒーローかつヒロイン
どうやらアストルフォちゃんとジークくんが最後まで勝ち残ったようだ。
ここは大聖杯の内側…。
天草四郎の不老不死という願いを止めるよう願うジークくん。
だがすでに大きく動いており止められないという。
不老不死となって大地に縛り付けられる…それが天草四郎の望んだ平和…。
まーたアストルフォちゃんが縛られる…いやそうじゃなくて。真面目に大変だよ!
アストルフォ「どうにかしなきゃいけないよそれ!でもどうすればいいのさ~っ!」
大聖杯でこれは治せると聞き、ホッとするアストルフォちゃん。
しかしジークくんは…?
何かを訴えるジークくん。
それに対して「それは可能だ」との回答。
アストルフォちゃんの顔が強張る…!
アストルフォ「それじゃキミが…!」
ジーク「死ぬわけじゃない。」
アストルフォ「キミは…死ぬより辛いだろ!?それは誰も望まない結末だ!ボクはそんな運命のためにキミを助けたんじゃない!」
ジーク「短い間だが、俺はいろんなものを見てきたつもりだ。人間は複雑だ。でも、確かなことが一つだけある。」
アストルフォ「…?」
ジーク「俺は誰かの足掻きを、誰かの必死の努力を、価値のないものにしたくない。だからこの願いを叶えたい。」
アストルフォ「ボクにも…それが…それができればよかったのに…」
ジーク「ライダーにはライダーにしかできないことがある。」
アストルフォ「うぇ…?」
ジーク「俺の代わりにこの世界に関わって欲しい。誰かを助けたり、誰かと一緒に喜んだり、そういうことをしてほしい。」
アストルフォ「うぅ…参ったなぁ。マスターの命令なら従わなきゃね!」
ジーク「ああ、頼む。」
アストルフォ「任せてよ!ボクはキミのサーヴァント!なんだから!」
アストルフォ「マスター、頑張れ!」
ジーク「ああ、ライダーも。」
ああもう!なんていい二人なんだ…なんていいマスターとサーヴァントなんだ!
それしか言葉はないですね…。
カウレスやジャンヌとの行動ではまた凛々しいアストルフォちゃん。
アストルフォ「ボクから手を放すなよ!」
カウレス「わかってるよチクショー!」
アストルフォ「ヒポグリフ!もうちょっとだ!頑張って!」
ジャンヌ「待って下さい、あの人は、ジークさんは…。」
アストルフォ「マスターのために今はキミたちを無事に送り届ける!それがボクのサーヴァントの役割だ!」
アストルフォ「シャルルマーニュ十二勇士、なめんなよーーー!!」
ジャンヌ「あの龍は、ジークさんなんですよね?」
アストルフォ「うん、やったんだよ、ボクのマスターは…。あの大聖杯が不死を与えてしまうなら、その必要のない場所に運ぶ。それがマスターの選択した願いなんだ。」
アストルフォ「キミは本当に行くんだね、すごいや…。」
ジャンヌ「あの2人はまた会えるでしょうか…。」
アストルフォ「会えるに決まってるさ。だって、それが2人の望みなんだから…。」
マスターの成し遂げたことに誇らしげな顔。
そして私服アストルフォちゃん!
アストルフォ「やあ、行くんだって?」
ジャンヌ「はい、何から何までありがとうございます。」
アストルフォ「にゃははは、キミにはさんざん迷惑かけたんだから、当たり前だって。」
はい「にゃははは」かわいいー。
アストルフォ「ありがとうーっ!全てはキミが最初に出してくれた勇気のおかげだ。」
アストルフォ「その最初があったから、ボクはここにいる。本当に、本当にありがとう…。」
ああドギマギする抱きつき!
ジャンヌ「アストルフォさんはこれからどうするんですか?」
アストルフォ「ボク?ボクはねぇ、マスターから頼まれているんだ。この世界に関わって欲しい、この世界に住む人間と一緒に喜び合ってほしいってさ。」
ジャンヌ「私も…私もそうしたいです。」
アストルフォ「そっか。じゃあいつかまた、どこかでバッタリと会えるかもね。」
ジャンヌ「はい、いつかまた、どこかで…。」
アストルフォ「そう、結局この聖杯大戦はサーヴァントの物語じゃなかったんだ。マスターの物語でもないし、魔術師の物語でもない。そして聖人の物語でもなかった。これは人が抗い、憤り、祈った物語。」
おお~~!!(パチパチパチパチ)
アストルフォちゃんがお話を締めましたよ…!
まあ我らにとっては(?)アストルフォちゃんの物語だったんですけども…。
時にはヒロインになり、時にはヒーローであり…
性別など気にもせず、誰かのために突き進み、みんなを笑顔にする。
ひとまずアニメは終わりますが、これからもまだまだアストルフォちゃんは多くの人の心を掴んで離さないでしょう。
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