えびてん 第5話 「ここが奇跡の天悶部!メイドが舞い降りた!」 ついに女装バレる!
響子の妹・戸田山泉子は、人を探しに天悶部を訪れていた。
するとそこにある男子生徒がやってきた。
男子生徒「おはようございます」
大庭蓮實(おおば はすみ)副部長「あら、野矢さん」
男子生徒「遅くなってすみません。すぐに着替えますので。」
泉子が探していたのは、この男子生徒の野矢一樹…あれ?野矢一樹って…
そう、女子部員かと思われた野矢一樹ちゃんだが、本当の姿はこっち!
な、なんと一樹ちゃんは男だったのだー!(わざとらしい)
一樹くんは野矢財閥の次期総裁で、泉子はそのメイド。
泉子はこれまでも何度か天悶部に来ていたが、女装していたので一樹くんだと気づかなかったのだ。
メイド…のはずなのだが、会うなりいきなり殴ったり、主人を四つん這いにさせて上に乗ったり…。
メイドの時の泉子は一樹くんに自分を「エリザベス・マーガレット」と呼ばせ、自分はイギリスの女王だから使用人だとしても一樹くんより偉いと信じこませていた。
泉子「だから一樹様は私に従っていればいいのです。」
一樹「うん、わかったよエリザベス。」
そもそもなぜ女装させられたのかというと、一樹くんが入部希望で天悶部にやってきた時のこと。
響子は「男子が入ったらいろいろ面倒だし」と断ろうとする。
「せっかくの新入部員なのに」と止める金森。すると響子は金森の服を脱がせ「この服を着られたら女子部員として認識してやろう!」と言ったのであった。
それでしっかりとその言いつけを守り女装を続けていたのだ。なんと従順な…。
メイドと言いながらも一樹くんをおもちゃのように扱っている泉子。
そんな姿を見て黙ってられない響子は…。
響子「野矢は自ら天悶部に入部してきたんだぞ!つまり野矢は我が天文部のもの!ひいてはこの響子様の所有物ということだ!これからはあたしがあたしのやり方で此奴をしつけさせてもらおう!はーっはっはっは!」
あー姉妹だわー。
一樹「あっ…やめてください…。」
響子「なるほど、いい締りをしている。どうやら貴様は最高のデクのようだ。」
一樹「あ、あう~!ふえ~ん、見ちゃらめえぇぇ!」
響子「どーだー!あたしは天才だー!見るがいい、これがさらに強靭になった、野矢新バージョン!」
金森「かわいい~~」
廣松「なぜまたも女装?」
響子「あっはっはっは!もう野矢は女子部員でいい!あたしがそう決めたぞ!」
一樹「そんな~。」
ああ最高だッ!女子部員でいいさ!結構だねッ!
しかし泉子も負けてはいない。
この完璧に見える女装の中に、ある間違いを発見した。
泉子「お前のトランクスは何色だーっ!」
一樹「み、水玉です…」
泉子「野矢家次期総裁ともあろうお方が、なぜそんな中途半端なことをなさるのですか!女装するなら下着までちゃんと揃えるのです!」
金森「それは一理ある!コスプレするならちゃんと下着まで考えなきゃ!見えないとしてもね!」
うんうんわかるわかる…
しかしそんなことを言ったばっかりに、コスプレ用下着を取られてしまった金森。これを一樹くんに履かせます。
響子「良かろう、では始めるか。」
泉子「今の一樹様は私の手で、より完璧なもの。倒せますか?お姉さま!」
響子「名もいらぬ、光もいらぬ、望むのはただ、勝利のみ!」
一樹「わ、ちょっ、待って!」
響子「我が生涯に一片の悔い無ーし!」
そう言って響子が拳を振り上げると…
一樹「あぁ~…」
泉子「こ、これは… そう、私達の戦いは、まだ終わっていない…」
響子「どこが完璧やねん!」
死守したわけね…まあいい、これから如何に脱がすかという楽しみができた(?)
- ▼コメント(0) / トラックバック(0)
-
トラックバック (0件)
コメント (0件)