部としての経験は少ないながらも、見事なチームワークで大会で優秀な成績を残し、今や他校からも一目置かれる存在。

それが桜ヶ丘くんの所属する（本物の）ゲーム製作部だ。

そんな本物と文化祭でゲーム制作勝負をすることになった偽ゲーム製作部。
そこで堅次と芦花は本物部の偵察に向かう。

だがあっさり見つかり、「まあいいわ、入れば」と入れてもらえることに。

稲田「なっ…風間堅次、なぜお前が！」

だが稲田さんは堅次のおかげで桜ヶ丘くんが女装することになったことを思い出し…

稲田「い、一応…礼は言っておくわ…」
堅次「何が！？」

堅次さんさま様ですよねー。

と、そこに桜ヶ丘くんも登場。
だが、今は男子の制服姿だ！これはマズイ！

堅次「あれ？お前確か…」
稲田「（いけない！）」
桜ヶ丘「えっ…（しまった！騙したままだってバレたら、改めて殴られる！）」

桜ヶ丘「なっ…なんでもないです！！」

桜ヶ丘くん撤退！

稲田「風間堅次！よく来たわね！コココココ…コーヒー飲む？」
山田「コーヒーなんて、ないですよね…」
稲田「“コーヒーみたいなもの”があるわ！」

となんとか取り繕い、堅次にゲームを触らせてみたり、高尾部長の胸が触ったりなどしたりしたのち、堅次は出て行った。

だがそれでは終わらない！律儀な桜ヶ丘くんは…わざわざ女装して戻ってきてくれました！！

桜ヶ丘「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ…」

桜ヶ丘「あ…あれ…風間さんは…？」
山田「さっき、帰りましたよ。」

桜ヶ丘「ううううう…」
稲田「さ、桜ヶ丘くん…エヘヘ、エヘヘヘ…」

不憫な桜ヶ丘くんが愛しい…
その律儀さ、不憫さ、可愛さに鼻血です！

そしてやってきた文化祭当日。そして偽部との対決の日でもある。


まさか文化祭を女子として過ごすとは思わなかっただろう。
けど足はスラっとしてるし全く違和感無いぞ！
そう辛そうな顔をしないで楽しもうぜ女装を！

本物のゲーム製作部の部室では、集客のためメイド姿でのお迎えをしていた！

堅次「よう…ってお前その格好似合わねえな。」
稲田「うっさい！」

ということは…ということは！もちろん！

桜ヶ丘「あっ、風間さん…」
堅次「お前はこの間の。」
桜ヶ丘「アハハハ…その節はどうも…」

やった！やりましたメイド女装だっ！！

堅次「その格好、似合ってんじゃねえか。」
桜ヶ丘「うぅ…あぁ…はい…。副部長がどうしてもって…」
堅次「なんでお前いつも泣いてんの…？」

稲田「集客のため…勝負のたべに…」
堅次「あぁん…？」

集客のため…私情のためなら仕方ないな！

そしてこの人も。

山田「あぁ、風間さん。」
堅次「お前は着るなー！」

山田くんだって頑張ってるんだ…！