であいもん 第4話 「風青し/暑気払い」 咲季くんの女装グセでひと騒動!
「風青し」
お得意さんから突然注文のキャンセルが入った。
納野和(いりの なごむ)の父で和菓子屋「緑松」の主人・平伍は、また和が何かやらかしたのかと思い怒り心頭。
ところがお得意さんに謝罪に訪れてみると、その原因は緑松で修業している瀬戸咲季(せと さき)くんにあるようで…。
お得意さんの月山さんに和菓子を届けた時、スマホを忘れてしまった咲季くん。
月山さんの息子・雅(ただし)は、その待ち受け画面に映った娘に一目惚れを…♥
雅は咲季くんにこの娘のことを聞くが、無下にされてしまう。
それで落ち込み「もうこちらでは頼まない」となったのだった。
咲季「この娘ですか?いえ、緑松の娘ちゃいます!やめとかはったほうがいいです!あなたには務まらへん相手なので!」
焦って失礼な言い方をしてしまった咲季くん。
しかしこんなに焦るのには理由があって…?
和「へぇ可愛いやん。でもどことなく咲季くんに似て…。」
咲季「なっ!!」
咲季「なんで持ってるんですか!」
和「いや、さっきポロッとそこに…。」
和「妹?アレ…でも咲季くんってお兄さんがおるだけやんな?いとこ?」
咲季くんを呑みにでも連れて行ってやろうと、お店の開拓に出た和。
そこに偶然…!
あの娘を引き合わせればまた緑松を贔屓にしてもらえるはず!
そう思った和はさっそく声をかける。
咲季「で何がしたいんか曖昧なまま大学行った時、学祭で女装カフェやったんです。したら気持ちが軽ぅなって…。」
咲季「なので、なんかあった時はこうすんのがクセになったんです。」
咲季「待ち受けにせんかったらよかったんですけど…ああしとくと目にするたび“違う自分がおんねや”ってなんかホッとして…。」
咲季「一果(いつか)ちゃんにはいろいろ協力してもろたけど…。」
和「えっ待って!?あいつは知ってたん?」
咲季「一果ちゃんの前でメイク道具落としてしもたことがあって、それ以来。男一人じゃ入りにくいとこもあるやろと買い物に付きおぅてくれたりしてたんです。」
「前略、私のことを捜してくださっていたと聞きました。ありがとうございます。また、いとこの咲季が失礼な言い方をしたこと、お詫びいたします。月山様、私には結婚を決めた方がいます。カエデは夏に蒼く、秋には色づき紅葉となります。その変化する様をどうかお察しください。」
和「楓の花言葉は『遠慮、時世、大切な思い出』。その味は甘くて切ない――。」
和「お菓子は季節だけやない。風景や情感も込められる。表現に限りはないんや。」
手紙とともに和菓子を贈り、そこに気持ちを込めた(ごまかした?)
一果に嫌われている和。
なんとか好かれようと策を打つ…?
和「お兄さんがアカンならお姉さんでどうやー?」
平伍「アホやってんとはよ届けモン持ってけ!」
その出来はともかく、気軽に女装するのはええことや!
女装にも和菓子のようにいろんなモンが込められるはず…知らんけど。
「暑気払い」
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