嬉野から羊飼いの住所を教えてもらったお礼に、コスプレビラ配りをすることになった図書部員。

中でも一番人気を集めていたのが…

「うおおおっ！カワイイな！」
「チラシ下さい！チラシ下さい！」
「僕にも僕にも！」

京子「特別メニューの試食はいかがでしょうか？」
男子「キミ、どこの学科？何年生？名前は？」

京子「あのっ、困りますぅ～…」
佳奈「はいはーい、京子さんお色直し入りまーす！」

この“京子ちゃん”の正体は、主人公・筧京太郎くんの女装。

京太郎「ハァ……。もういやだ…」
佳奈「京子さん、大人気ですね♪」
京太郎「（まんまとハメられた…）」

つぐみ「本当にごめんなさい！執事服作ってたら、いつの間にかメイド服になっちゃって…。」
京太郎「どう間違えばそうなるんだ…」
玉藻「仕方ないさ～、誰にでも間違いはある。」
京太郎「（絶対こいつらの入れ知恵だ…）」

佳奈「筧さんかわい～♥鈴木的世界遺産にしたいです。」

京太郎「そうだなぁ…俺としてはあと20cmぐらい背が低ければ完璧なんだが…」
って、筧さんも楽しんでるじゃないですか～。」

佳奈「あ、ちょっと目閉じてもらえます？」

佳奈「あ……」
京太郎「悪い、こんなとこ誰かに見られたら誤解されるな…」

この細かいメイク描写…
よくある女装イベントで終わらせず、こういう裏側までしっかり描いたというのは賞賛に値するのではないでしょうか。

つぐみの誤解を解くため、千莉を追いかける京子ちゃん。

千莉「な、なんですかあなた…！」
京子「え…あ、ああ…」

京太郎「ふぅ…俺だよ。」

千莉「先輩！？女装が趣味なんですか…？」
京太郎「いやいやいやいや！これはアレだ、ビラ配り用に仕方なくだな…。」

京太郎「あいつ（つぐみ）といると飽きないぞ～、とにかく普通じゃないからな。」
千莉「ウフフッ……　先輩の格好の方が、よっぽど普通じゃないですよ！」

京太郎「ああ…アハハ、それもそうだ。」
2人「アハハハ、アハハハハ…」