キューティクル探偵因幡 第12話
第12話A 「キューティクル怪盗誕生事件」
因幡さんが貯めていた毛コレクションが盗まれた。
毛フェチの因幡さんは大騒ぎしているが、普通の人にとってはどうでもいいモノ。一体誰が盗んだんだ…?
まあ、例によってヤギなんですけど。
現場には白い毛と、何より蹄の跡がいっぱい残っていて丸わかりだった。
ヴァレンティーノは毛髪から合成ダイヤモンドを作って儲けようと企んでいた。
因幡さんは「世界の毛は俺が守る!」と言って、大事なキューティクルで作られたそのダイヤを取り返そうとする。
毛のこととなると怖い因幡さん。ガブリエラを、ロレンツォを、首領をすごい勢いで捕まえていく。
しかし理由はどうあれ因幡に盗みをさせるわけには行かないと止める荻さん。
「ダイヤをよこしな、ヤギの頭ぶっ飛ぶぜ。」と、興奮している因幡さん。
だがそこは荻さん、扱い方は心得ている。「そんなに欲しければ取ってこい!」とダイヤを投げ、取ってきたところを確保。
これで因幡さんもヴァレンティーノも捕まえられたし良かった…と思いきや、ヴァレンティーノ達がいない。
優太くんが逃がしていたのだ。
ノア「ホンマ助かったわ。狼の逆鱗には触れん方がええな。」
優太「1個貸しだよ。」
ガブリエラ「さっさと拘束を解け!」
第12話B 「悪の組織拡大事件」
探偵事務所にヤギの麺を被った変な男が来た。
人見知りの優太くんは慌てて隠れる。
その男は中二病な感じで、このような依頼をしてきた。
ヤギ男「契約者を探している。我が条件を満たす契約者の所在を特定するのだ。」
圭「契約者?」
ヤギ男「月が満ちる時、血塗られた我が指の印と引き換えに、我が手に16人の福沢を生贄に捧げよ。平穏な日常の3分の1を労働に費やす、理想の契約者だ。」
優太「平日8時間勤務で、月収手取り16万の仕事探してるみたいですよ。」
圭「すごい!優太くん翻訳できるの!?」
ヤギ男「人間の世界ではそうとも言う。」
圭「回りくどいよいちいち!」
探偵事務所では「あなたに合うお仕事探します!(要頭髪チェック!)」という広告を出していたので、それを見て来たヤギ男。
しかし因幡さんに「ヤギ被って毛隠してるやつは帰りなさい」と断られてしまう。
その後荻さんがやってきた。ヴァレンティーノに関する情報が入ったという。
荻さん「これだ…あれ?ないな…?落としたかな?」
優太「大事な証拠品を落として、懲戒免職ですか!」
荻さん「うるさい、ただのコピーだ。」
圭「荻さんが失敗すると輝くね優太くん…」
落としたのは、ヴァレンティーノが新しい人材を募集するというチラシ。
このチラシをさっきのヤギ男が拾っていた。ヤギ男は面接会場に向かい、「フォレスト・マサシ(本名:森マサシ)」と名乗って面接に参加。
履歴書(マフィア用)。
マサシの前の番だった「もち」さん(原作者)のと合わせて紹介。
氏名:もち(女)
職業:マンガ家
志望動機:悪に染まりたかったので。あとヤギの研究がしたいから。
自己PR:もち肌です。すごくもち肌です。
氏名:Forest masasi(男)
職業:悪の化身
志望動機:御社のさわかやな気風に共感をえた為。
自己PR:何事にも丁寧に取り組み、最後までやりぬくことが、私の武器です。
しかしマサシは面接官・ロレンツォの迫力に負け、終始アタフタ。
そこに、次の面接者?が現れる。
因幡「よろしくお願いしまーす。」
ヴァレンティーノ「お、狼ーっ!どうしてここが分かったであろー?」
因幡「御社が律儀に求人広告を出してくれたので、私は迷わず来ました。」
ヴァレンティーノ「あくまで面接スタイル?」
因幡「因幡洋23歳、職歴、秘密警察犬(シークレットドーベルマン)に、キューティクル探偵!趣味は毛髪採集、特技はもちろん、犯罪者逮捕だ!」
狼に変身して、逃げるヴァレンティーノ達を追いかけていく因幡さん。
そして総登場するキャラたち。最終回っぽい!(最終回です)
マサシ「終わらぬ戦い身を投じた彼の慰めになる方法はただ1つ、我々も己と戦うことだ。次なる戦場へ赴くとしよう…」
おわり。
優太くんはドSなのに人見知りだし、荻さんを嫌ってるけど殺しきれないし、ノアとは百合百合(?)だしで本当にいい娘でした。
もちろんそれだけでなく、ヴァレンティーノと因幡探偵事務所のいつもどこか抜けてる戦いに笑わせて頂きました。
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- キューティクル探偵因幡 全12話 こちら始まる前から女性向けであまり興味がなかった作品です ノリ的に黒執事のネタ半分本気半分ぐらいのお話かなぁと思っていたんですけど 見てみたらネタ9割本気1割の普通にギ...2013.04.7 12:04 by にきログ
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