週刊誌に載った、俳優・松蔵健三の愛人スキャンダル記事。
公にはされていないが、松蔵健三は実は是国竜持くんの父親である。

【是国竜持（これくにりゅうじ）】
したたかで甘え上手な小悪魔気質。
容姿から女性に間違えられることも。
甘いお菓子が大好きで、チョッパチャロスが常備アイテム。

養成所時代、「親の七光り」と言われいじめられたことも。

でも助けてくれる仲間もいた。
「竜持は竜持の光を持ってる」と言ってくれた。

そんな竜持くんから親のネタを聞き出そうと迫る記者。
たまらず逃げ出す竜持くん。

だか逃げる途中、階段から落ちて頭を――。

竜持「誰？」

竜持「馴れ馴れしく呼ばないでよ、おじさん。」

竜持くんは頭を打ったショックで7歳くらいまで記憶が戻ってしまった。

北門倫毘沙（きたかどともひさ）「今はゆっくり眠るといいよ。」
竜持「これ、あげる。北門さん、優しくしてくれたから…。」

「仕事の中に記憶を取り戻すきっかけがあるかもしれない」と、翌日からの仕事も予定通り行うことに。

撮影の仕事。白いスーツを着ての撮影で、本当なら竜持くんもそれを着るはずだったのだが…？


竜持「うわ～！！」

7歳の竜持くんが選んだのはこちらの衣装！！

カメラマン「なんだその格好は。おもしれぇ、こっち来い！」
竜持「はーい♥」

つばさ「どういうことなんですか？」
倫毘沙「竜持って、あの見た目でしょ？小さいころ母親に女の子の格好をさせられて。時々その姿でモデルの仕事もしてたんだよ。」
つばさ「確かに…笑顔なんかすごくカワイイ…。」
倫毘沙「まあ…ね…。」

そして倫毘沙は小さいころを思い出す…

淡い恋心ってやつですか～？
2人もかわいいなぁ。
2人とも男の子です。

そして回想から戻ると…カメラマンの助手がレフ板の持ち方がなってないと怒られている。
このカメラマンは厳しい人でこうなると手がつけられない…のだが、そこに立ち向かっていくりゅーちゃん！

竜持「ねぇ。」
カメラマン「あン！？」
竜持「なんでそんなに怒っているの？」
悠太「ストップ竜ちゃん！」
帝人「ほらこれ…チョッパチャロス食べませんか？」
竜持「あのね、怒られるともっといっぱい間違えちゃうんだよ。」

カメラマン「何言ってんだお前…？」
竜持「だからこう言うの。」

竜持「しっぱいしっぱい、どっかに飛んでけ～♥」

竜持「はい、これでもう失敗しないよ♥」

そりゃこんな顔にもなりますわ…！

カメラマン「お前…」
竜持「？」
カメラマン「プッ、ハッハッハッハ…おもしれぇ、おもしれぇなお前！」
竜持「わぁい、やったぁ！」

コワモテのカメラマンもイチコロですよ。

「ナイス竜持」と褒められごきげん。

ところが、倫毘沙がマネージャーのつばきと2人で話しているのを見た竜持くん。イラついてスタジオを飛び出してしまう。

そこに狙いをつける記者…！

竜持「イヤだ。戻んない。撮影なんてしない！アイドルなんてやんない！」

B-PROJECTなんて覚えてないし、倫毘沙は大丈夫と言ってくれたのにこっちを見てくれないし…とふてくされるりゅーちゃん7歳。

竜持「北門さん、全然ボクを見てくれないし、かまってくれない…。2人で笑って楽しそうにして…！」

つばき「それは是国さんの話をしていたからです。」
竜持「えっ？」
倫毘沙「ただカワイイとかキレイとか、そういうんじゃない。強い意志の光があるんだ。竜持の笑顔には。」

竜持「ボクの…笑顔に光…？」

その時、街頭テレビに竜持と倫毘沙のライブ映像が！

竜持「これ、ボク…？」

うわ～～これはえっちだなぁ！
ちょっとこれはエラいものを見落としてた…

竜持「わかんない…けどわかった…ボクはこの仕事が大好きだって…。」

そこにあの記者が！
不倫に記憶喪失にWスキャンダルだ！と息巻いて襲ってくる！
逃げる竜持くん！

逃げた先は道路！危ない！

倫毘沙「竜持！」

竜持「トモ…？」

記憶が戻った。

改めてスーツで撮影。
しかしこっちでもえっちなんだよなぁ…。

記者は捕らえられ、企みの証拠も抑えて一件落着となった。

その後…

暉「見て見てこれ～乙女りゅーちーん♪」

暉「ああああちょっと！りゅーちーんストップ！」
竜持「そんなの知らない！」

暉「天使の笑顔！カムバーック！！」

貴重な天使がー！
でもプンプンりゅーちゃんもカワイイ。

倫毘沙「ハハハッ、全部覚えてないってわけじゃ、ないんでしょ？」

竜持「まあ…心配してくれたみたいだし…」

竜持「一応……ありがと。」

エンドカード

暉「ねぇ、もっとこっちに来なよ。」

いやあ全体的に、女装してもしてなくてもえっちな少年祭りで大変ごちそうさまでした。