精霊使いの剣舞 第5話 「ロスト・クイーン」 カミト女装の過去を知る女・フィアナ登場!
時は3年前。
まだ「レン・アッシュベル」として精霊剣舞祭(ブレイドダンス)に出場していた頃のカミト。幼い。
女装を解いていた時に女の子を助けたが、持っていた剣によってレン・アッシュベルであることがバレてしまう。
この女の子はフィアナ・レイ・オルデシアといい、オルデシア帝国の第二王女であった。
フィアナ「うそ…どうして…!」
カミト「あ…しまった…」
フィアナ「どうしてレン・アッシュベル様が男なの!?」
カミト「これは…えっと…なんていうか…ど、どうしようレスティア?」
レスティア「知らないわ。試合中でなくてもいつも女装をしてなさいと忠告していたはずよ。」
カミト「だってこんな森の中に人がいるなんて思わないよ…」
この剣は前回登場したレスティア・アッシュドールが精霊魔装をした姿。
ダメじゃないか女装をしないとー。
フィアナ「女装だなんて精霊剣舞祭に対する冒涜だわ…。それにあのレン・アッシュベル様が…レン・アッシュベル様が実は男だったなんて…」
カミト「えーっと…その…これは事情があるんだ。だから、僕が男だってことなんだけど、何も聞かずにみんなにはヒミツにしといてくれないかな…」
フィアナ「わ、わかったわ…あなたは命の恩人だもの。」
カミト「ありがとう、助かるよ。」
フィアナ「随分お人好しなのね。ただの口約束よ。」
カミト「うん、でも君は約束を破る女の子には見えないよ。」
カミトは靴が脱げてしまったフィアナをおんぶして森の出口まで送る。
フィアナ「ねぇ…あなたはどうして女の子のフリまでして精霊剣舞祭に出場したの?」
カミト「僕には、叶えたい願いがあるから…」
フィアナ「願い…?」
別れ際にフィアナは、偽名のレン・アッシュベルではない、本名を聞く。
カミト「カミトだ。カゼハヤ・カミト。」
そして、精霊剣舞祭が終わったらまた会おうと約束して別れた。
だがある事情により、結局フィアナはカミトと会えずじまい。
それから3年、フィアナはカミトを探してアレイシア精霊学院に編入してきた。
フィアナ「やっと見つけた。レン・アッシュベル。会いに来てくれなかったことは許してあげる。でも、もう逃がさないんだから。」
しかし会ってみるとお互い成長しており、カミトはあの時の女の子だとは気づかない様子。
そして姫殿下である彼女を護衛するため、カミト達のチームが同行することに…。
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フィアナ登場したから現在のカミト の女装もそろそろのはず。カットされないことを祈ろう。