暗殺教室[第2期] 第10話 「学園祭の時間」 渚ちゃん再び!欠点や弱点を武器に!
椚ヶ丘学園の学園祭。E組はつけ麺屋をやることに。
E組の校舎は山の中にあり、山の天然食材をふんだんに使って味は絶品なのだが、いかんせん不便な場所であるためなかなか売れない。
中村「そういや渚さ…聞いたよ。髪伸ばした理由。悪かったね。嫌々やってたんなら…私がからかうときも傷つけてた?」
渚「あっ、ぜ…全然。中村さんや業君にいじられる分には。」
中村「そっか。でももうあんまりいじらないようにするよ。」
ところが、そこにあの男が現れる!
ユウジ「お~い!」
渚「(こ…この軽薄な声は…!)」
ユウジ「渚ちゅわ~ん、遊びに来たぜ~。」
渚「ユ、ユウジ君!?」
中村「(ユウジ?ああ、南の島で間違えて渚に惚れたってやつか…。)」
渚「ど…どうしてこの学校が分かったの?」
ユウジ「あれから島の宿泊者調べたんだよ。でホームページ見たらちょうど学園祭やってたからよ。」
渚「そ…そっか。」
ちゃんと女声をつくっている渚くん。いいですな~。
しかしユウジくんがいるとなると!“渚くん”のままでいるわけにはいかないよね!
中村さんが渚くんの下を脱がし、スカートに履き替え!
中村「今回で最後! 今回で最後!」
渚「舌の根も乾かぬうちに…!」
中村「金持ちなんでしょ?あいつ。この際手段を選ばず客単価を上げてかなくっちゃ。」
中村「行ってこい、渚ちゃん!クラスの命運は君の接待に託された!」
渚「うわっ!」
舌の根も乾かぬうちに…だって見たいんだもん。
前回のあの話のあとに女装を持ってくるこの作品に乾杯。
そんなわけで渚ちゃんになってユウジくんを接待だ!
ユウジ「いーやー学園祭来てよかったなぁ~渚ちゃんに接客してもらえるなんて~しかも見えないとこでこっそり食べようとか…色々期待しちゃうな~。」
ユウジ「おう!おう!渚ちゃんの頼みならメニュー全部!」
中村「(フッフ…やっぱ金持ってるわあのボンボン…食いっぷりもいいから稼いでよ、渚ちゃん。)」
もう怪しいハーブはやめたというユウジ。
運ばれてきた料理を熱心に写真に撮っている。
「デートで1万払えるか聞いて」とカンペを出す業くん!
渚「(業君!それもう違う商売!)」
そこに、殺し屋のレッドアイが銃を持ったまま通りかかる。
手には山で仕留めた雉も。
ユウジ「何だ!?あいつ銃持ってるぞ!警察にかけた方がいいんじゃ…。」
渚「あっ!ああ…ち、違うの。あの人は…じ…地元の猟友会の吉岡さん…。」
ユウジ「吉岡さん!?どう見ても外国人だけど!?」
うろたえる姿も大変かわいい。
ユウジ「まあ吉岡さんは いいけどよ…渚ちゃん、しょ…正直俺のこととか、どう思…うわ~!!」
昔から大物芸能人である父に擦り寄ってくる人を大勢見てきたため、そういうのものには敏感だというユウジ。
ユウジ「分かっちゃうんだよ。うわべとかごまかしの作り笑顔は。島のホテルで会った君はそういう笑顔する子じゃなかったんだけどな…。」
渚「言うとおりだよ。嘘ついてた。ボクもね、この外見は子供のころから仕方なくでさ、ずっと嫌だった。」
ユウジ「ん?ボク?」
渚「けど、望まぬ才能でも人の役に立てば自信になるって最近分かった。だから今はそこまで嫌いじゃない。」
ユウジ「またまたぁ…。」
渚「ホント…。」
ユウジ「またまたまたまた~。」
渚「ホントだってば…。」
中村「(見せれば納得!!)」
渚「(ナニを!?)」
渚「欠点や弱点も裏返せば武器にできる。この教室で学んできたのはそういうやり方で…この出店もそのやり方で作られていて。今日ここにいる人達はみんなそれが縁で集まってるんだ。心が躍ってすごく楽しいんだよ。」
渚「あっ…でっでも騙してたんだし飲食代は返すから…。」
ユウジ「いいよ。なんか自分がアホらしく思えてきた。帰るわ…。」
業「あれ、もう帰っちゃったの?コスプレ撮影会で金を取ろうと思ってたのに…」
渚「業君はボクでいくら稼ぐつもり!?」
業君の手にはコスプレメイド服にセーラー服!
稼ぐとか言ってホントは業くんが見たいだけだろっ?
「ユウジ君に悪いことしちゃったな…。」と気にする渚ちゃん。いやもう渚くんに戻っちゃったか…。
E組は1日目の売り上げはそこそこだったが、まだまだA組にはとても敵わない。そんな状況で迎えた2日目。
なんとE組に大行列が!
ユウジくんがやっている食べ歩きブログでE組のメニューを紹介してくれたのだ。
小さいころからいいモン食ってきた確かな舌を活かしてグルメ情報を発信。まさに渚ちゃんが言った“欠点や弱点を武器に変えること”だった。
おかげで忙しく働くみんな。
メニューはもちろん、こんないい笑顔の店員さんがいるというのも高ポイントですね!
だが結局材料が足りず、日程1日を残して早めの終了。A組には勝てなかった。
材料を新たに獲りに行くことも考えたが、生態系を崩さないように中止しようと殺せんせーが判断。これも授業のうち?
そして渚くんのお母さんも店に来てくれた。
渚くんが残りたがるE組の凄さと、渚くんがお母さんから卒業するだけの力をつけていたことをわかってくれた。
広海「でもね渚。せめて成人までは一緒にいてよ。そこから先は好きに生きればいいから。せっかくあんたの親になれたんだもん。もうしばらく 心配させてよ。」
いやあ良かった良かった…。
それに渚ちゃんも女装についても開き直ってね。むしろ武器にできるとまで言ってくれたのでこれからもどんどんやってもらいたい!
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天使