アイカツ! 第22話 「アイドルオーラとカレンダーガール」 においをかいで!らいちんげ~る!
もうらいちくんが凄すぎるので、女装するしないじゃなく書いていきたい。
いちごとおとめが主演の映画「おしゃれ怪盗スワロウテイル」をお忍びでこっそり見に来たいちご達。
そこに、いちごのママ・りんごと、らいちきゅんも来ていた!
りんご「う~ん…らいち、ポップコーン塩とキャラメルどっちにする?」
らいち「クンクン…うん…?クンクン…。」
りんご「においで決めようとしてる?」
らいち「ううん。ポップコーンじゃなくてね、アイドルのにおいがしない?クンクン…。」
もうねえ、らいちきゅんがドンドン進化していきますよ!ダメな方に!
鑑賞中も「あおい姐さん、ゲストで出ないかな~。」とか言っちゃったり…実のお姉ちゃんも見てあげて!
そして上映の後、いちご達と遭遇。それもらいち君が蘭のにおいを嗅ぎとって気づくという…
いちご「来てたの?」
らいち「お姉ちゃん!あおい姐さんも!そうだ!」
あおい「ん?」
らいち「お…お受け取りください!ホワイトデー。」
あおい「あっ、ありがとう。」
そしてそのお返しを受け取った所を写真に撮るらいち。
らいち「レア…。」
あおい「チョコ持ち歩いてたの?」
らいち「はい!チャンスはいつくるかわかりませんから。」
ん?お返しもチョコ?まさからいちきゅんの手作り?
おとめとりんごの握手シーンもバッチリ抑える。
らいち「うわ~この瞬間、レア。」
蘭「にしても、よく私達に気づいたな。」
いちご「うん、変装してるのに。」
らいち「なんだかね アイドルのにおいがするような気がしたの。」
いちご「えっ?アイドルのにおいがわかるの?」
あおい「穏やかじゃないわねらいち!アイドルのにおいがわかるなんて、アイドルファンの道を順調に歩んでいる証し!」
らいち「は、はい!なんだかみんなそれぞれ違うにおいな気がします!」
あおい「正しい!」
らいち「やった~!」
そこで、みんなのにおいを嗅ぎ始めるらいちきゅん!
あおい姐さん:キラキラしたにおい
蘭:チョウチョが飛んでるようなにおい
おとめ:お菓子みたいな甘~いにおい
でも、いちごは…?
らいち「クンクン…ん?クンクン…?あっ、カフェオレのにおい?」
いちご「さっき飲んだ…」
らいち「う~ん、お姉ちゃんはアイドルのにおいしないなぁ。不思議。」
いちご「え…?」
いちご「(う~んやっぱり私、オーラ出てないのかな?)」
気にするいちご。そんな時、映画の宣伝の為のラジオ出演の仕事が来た。
そのラジオを家で聞いているらいち。
DJ「さて今日の『アイドルステーション』、ゲストは『おしゃれ怪盗スワロウテイルTHE MOVIE』が絶賛公開中の星宮いちごちゃんです。」
いちご「こっ、こんばんは。じゃなくて、おはよう…あっこんにちは!」
らいち「おっ、お姉ちゃんがゲストなの!?」
知らなかったのかよ!
いちごは数万人が聞いているという人気ラジオ番組への出演に、緊張してとっ散らかっていた。
DJ「おっ、常連さんからですね。いちごちゃんお願いします。」
いちご「はっ、はい!ラジオネーム・らいちんげ~るさんから頂きました。」
常連リスナーだったのか…さすが…
いちご「らいちんげ~るさんのお悩みは…『僕は霧矢あおいさんが大好きです』私も好きです!『あおいさんの魅力ですが多すぎるので、アイカツ…じゃなくて割愛します。てへっ!』」
らいち「うわ~っ!僕だってバレてる!絶対バレてる!」
いちご「『さて、ここからが相談です。僕はあおいさんが好きすぎて、将来どうなってしまうのかなと時々不安です。僕は僕の夢を見つけないといけない気もします。このままあおいさんを追いかけ続けていいのでしょうか?』」
いちご「うん、いいと思います!私は神崎美月さんを追いかけてアイドルになりました。私の場合、美月さんに夢をもらった感じですけど、実際にアイカツを始めたらもっとたくさんの夢が見つかりました。みんなに喜んでもらえるアイドルになりたいとか、一緒にアイカツしてるあおいや蘭と頑張り続けたいとか…だからきっと好きなことを追いかけたらその先で見つかる夢もあると思います。それが、今までアイカツをしてきた私が言えることです。」
いちご「だから、らいちんげ~るさんもずっと、あおいのことを追いかけ続けてくださいね。」
らいち「お姉ちゃん、アイドルだ…」
これは、あおいを追い続けた先には女装アイドルの夢が開ける…そういうことでいいでしょうか?期待しちゃうよ?
ラジオを聞いていたあおいと蘭にも「オーラ出てたよ」と言われ、いちごは自信を取り戻してステージへ。
らいち「よかったです!姐さん!蘭さんも!」
あおい「ありがとう。」
らいち「あと、お姉ちゃんもアイドルっぽいと思った。」
いちご「わっ!初めて言われた。」
らいち「それと…ありがとね。」
いちご「え?」
らいち「ラジオで僕の悩みに答えてくれて…」
いちご「え…?」
らいち「ほら、らいちんげ~るって、僕…」
いちご「そうだったの!?」
らいち「うわぁ~!言うんじゃなかったぁぁ~!」
匂いはかぐし、らいちんげ~るだし、可愛いし、もうスペック高すぎでしょらいちきゅん!
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