4人はそれぞれウソをつく 第11話 「さよなら大佐」 翼(剛)声変わりの危機…リッカ旅立つ…その時友は
関根「もうすぐ進級試験ですね。」
翼(剛)「そうだね、まあ関根は余裕で合格するでしょ。」
関根「翼だって余裕なんじゃないですか?」
この2人は余裕そうだが、心配なのは…。
千代「は~寝不足ですわ…。」
関根「《良かった…。》」
翼(剛)「《千代さん試験勉強頑張ってるんだな…。》」
関根「勉強して千代さん!」
翼(剛)「本当にマズいことになるからね!」
千代「7×3…21…でしたかしら…。」
翼(剛)「そうだよ!その調子ッ…!」
関根「大丈夫ですか?」
翼(剛)「ああ、うん…。」
関根「もう諦めた方が…。」
翼(剛)「いや、絶対に諦めないよ!」
翼(剛)「《残された時間の中で、できる限りのことをしたいんだ!》」
辛そうに咳をする翼(剛)ちゃん。
これはまさかアレが…!
翼(剛)「ゲホッ、ゲホッゲホッ…!あーあーあー…。」
つばさ(姉)「剛、アンタなんか声変じゃない?」
翼(剛)「やっぱりそう思う?」
つばさ(姉)「風邪ならうつすなよ。」
翼(剛)「風邪じゃないよ…。」
つばさ(姉)「じゃあ何さ。辛い物でも食べ過ぎた?」
翼(剛)「《完全に声変わりしたら、さすがにもうみんなとは…。》」
頑張る千代さんのためにと、リッカ大佐は千代さんの頭を再構成してそのIQを上げた!
これならもう安心と、勉強会はやめてお泊まり会に変更することに。
「お泊まり会はちょっと…」と狼狽える翼(剛)だが、女子たちに押し切られてしまう。
千代「のど飴は喉を潤し、有効成分で痛みや咳を抑えるものですわ。のど飴を舐めても翼さんの喉の不調は治らないと思います。」
まさか千代さん、IQが上がったことですべてを“理解”した…?
翼(剛)「《もしかして、声変わりのこと千代さんにバレてる…?》」
半蔵が見てる…。
リッカ「え…?」
千代「今までの数々の不可解な現象を説明するには、地球とは異なる技術体系を持った存在を想定するしかない…。リッカちゃんは宇宙人なのですね…?」
千代「関根さんは何もかもご存知なのですよね?」
関根「え…えっと…なんのことかな…なんちゃって…。」
ついに確信に触れる千代さん。
関根「《千代さんIQが爆上がりしてからの記憶がないみたいだから正体がバレたことは気にしなくていいと思うんだけど…ていうか翼はどうしたんだ?》」
関根にもバレてないことで、1人で抱えなきゃいけないのが翼(剛)。
映画を見るために「ビデオデッキを出して来ましょうか」と言う関根に、ビデオデッキという言葉が理解できない3人。
翼(剛)「《これからどうしよう…やっぱりみんなにちゃんと言うべきなのかな…。》」
千代<回想>「翼さんだけではありませんわ。」
翼(剛)「《あれってどういう意味なんだろう…。》」
それはいいが、ということはもちろん九九の方も…。
結局それから徹夜で勉強し直した。
なんとか奇跡よ起きてくれ…!
千代「合格しましたわ。」
関根&翼(剛)「なんで!?」
リッカ「すごいよー!すごいよー!すごいよー!すごいよー!」
実は追々々々々々々々々試+意気込み作文で温情措置でなんとかなったという。
そう、リッカの名前が進級者の中になかったのだ。
リッカは外にみんなを呼び出す。
翼(剛)「ふざけてる場合じゃないよ。何かの手違いだと思うから先生達に言わないと…。」
ついにリッカは人々の洗脳を解く。
ようやくUFOを意識しだす人々。
リッカ「これよりみんなの記憶を消去させてもらう。UFOの存在も、私の存在も忘れてもらわねばならないからな。」
関根「記憶を消去って…。」
リッカ「千代さん、関根嬢、翼嬢、今まで世話になったな。今生の別れと思うと辛かろうが、泣くことはない。どれほど時が経とうとも、私は友の幸せを祈っている!」
千代はIQが上がったあの日のことは忘れたと言っていたが、頭が冴えてリッカにひどいことを言ってしまったのを覚えていた。
こうなったのは自分のせいだと責任を感じる千代。
翼(剛)「よくわかんないけど急にこんな…こんなの寂しいよ。」
関根「そりゃ私だって…でもリッカが決めたことですから。本人の意思を尊重するべきだと思います。」
翼(剛)「本当に本人の意志なのかな?リッカ泣いてた…。ここにいちゃいけないってことはわかってるけど、みんなと離れたくない。もしかしたらそう思ってるんじゃないかな…。」
関根「なんでそんなこと翼が…。」
翼(剛)「わかるんだ。俺も同じだから…!」
半蔵が驚くんかい!
そりゃ男子校でも知り合ってるしね…。
翼(剛)「最初は嫌々登校してたけど、みんなと出会って毎日すごく楽しくて…いつの間にか学校に通うのが楽しみになってた。」
翼(剛)「本当のこと言わなきゃって思ってたけど…でも言えなくて…なんか…たまに苦しくなって…。」
なんでそんなにメス顔なんだお前はーっ。
そしてこれまでの罪悪感から開放され、スッキリしたようにも見える。
関根「なるほど、今までのことが全部つながりましたよ。まあでも正直あんまり驚きはないですね。ウソついてるのはみんな同じですし。」
千代「そうですわね。責めることはできませんわ。」
翼(剛)「え?どういうこと?みんなはどんなウソをついてるのさ。」
千代「そんなことより、今はリッカちゃんを!」
翼(剛)「そんなことって…。」
リッカの意思を確認しなければ。
でもどうやってUFOへ行く?
これでなんとかたどり着く。
翼(剛)「今のはいったい…。」
関根「説明はまた今度…。」
翼(剛)「えぇ…。」
千代「伝えたいことがあって来ました。わたくし、リッカちゃんと一緒に卒業したい!千代のわがまま聞いて下さいまし!」
リッカ「千代さん…。」
関根「私もリッカと離れたくありません。事情はあると思いますが、考え直してくれませんか?」
リッカ「関根嬢…。」
翼(剛)「急にさよならだなんてひどいよリッカ…俺たちみんなウソついてたけど…。」
関根「伝えたいことは伝えました。大事なのはリッカがどうしたいかだと思うんです。」
リッカ「リッカは…。」
翼(剛)「じゃあそうしなよ。これからも楽しい思い出を作ろうよ。」
翼(剛)「よかったね、関根。」
関根「よかったですよ。本当に…。」
だがそこにUFOからのメッセージ…!
「問題解決を確認。本機はこれより本惑星を出発します。なお、生命維持装置を残して全エネルギーを通信装置へと回します。まぁまぁ危険ですのでお気をつけてください。」
関根&翼(剛)「今それやる!?」
千代「よく眠れそうですわね。」
翼(剛)「脱出装置雑すぎない!?」
関根「まあなんとかなりそうですよ。」
翼(剛)「それに、考えてみれば助かったって俺…もう…。」
関根「まあ確かに…。」
千代「翼さんは翼さんですわ。」
翼(剛)「ありがとう千代さん!俺剛だけど!」
リッカ「《すまない、みんな…すべてを元通りにするには、もうこれしか…!》」
関根「大佐?」
<第1話>
1話での4人バージョンと比べると、明らかに今回は笑顔に。
それだけ友情が深まったのだ。
関根「もうすぐ進級試験ですね。」
翼(剛)「そうだね、まあ関根は余裕で合格するでしょ。」
関根「翼だって余裕なんじゃないですか?《なんか前にもこんなやり取りをしたような…。》」
関根「勉強して千代さん!」
翼(剛)「本当にマズいことになるからね!」
千代「?」
前より刺繍が進んでる!
ナレーション「ごく普通の女子中学生たちのごく普通の朝の風景。」
ナレーション「…のように見えるのだが、実はこの4人、ワケありである。」
4人の友情は続いていく…実に美しい締め方でした。
翼(剛)の声変わりなど様々な問題は残されているけど、この4人だったらきっと大丈夫。それは大佐の力があるからではなく、4人の間に確かな友情があるから大丈夫なんだとはっきり言える。そう思わせてくれる素晴らしい最終回でした。
🎍あけましておめでとうございます🎍
2022年は #4ウソ をたくさん応援してくださりありがとうございました!!2023年ももちろん… !!心は4ウソと共に…✨
今年もリッカ、千代、関根、翼をどうぞよろしくお願いいたします!!!!笑顔の4人でご挨拶🌤(多田P)#よにぞれ pic.twitter.com/OKBjJOHxHM
— TVアニメ『4人はそれぞれウソをつく』公式 (@4uso_anime) December 31, 2022
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