「スキスキスキスキスキスキスキ」
「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す」

ハヤテ宛に恐ろしいヤンデレラブレターが届いた。
そこでナギは、送ってきた相手はきっとハヤテを監視しているはずだから、ハヤテがラブラブデートをしているところを魅せつけてやれば諦めるはずだと、マリアと嘘デートすることを勧める。

ナギが完璧なデートプランのシナリオを用意、それに従ってデートをする。
まずは服を買いに行くのだが…

マリア「うわぁ、ハヤテ君！この服超かわいいですわ。」
ハヤテ「ええ、とてもマリアさんにお似合い…」
マリア「着てみてください！ハヤテ君！」

ハヤテ「なぜ僕が…？」
マリア「え～、いいじゃないですか～。せっかく2人でお買い物に来たわけなんですし…」
ハヤテ「いや、その理屈はおかしいですよ！」
マリア「じゃあ、私がシナリオに書き加えておきますよ。『ハヤテ君、女物の服を買い込み何かが目覚める』～。」
ハヤテ「勝手に何かを目覚めさせないでください！」

マリア「あ、でもこれ、私が書くまでもなく『ハヤテに女装させて喜ぶマリア』って書いてありますわ。」
ハヤテ「お嬢様～…。」

マリアさんもナギも流石ですね！いいぞいいぞ！

で、ついにそれを着たっ！！

マリア「うわぁ～！ミニスカートも似合うじゃないですか～！」
ハヤテ「もう、ダメですって、マリアさ～ん…」

しかもそこを西沢さんに見られるという。

マリア「いや～デートって楽しいですね、ハヤテ君。」
ハヤテ「僕は何かを失ったような気がします…。」
マリア「そんな…私はただシナリオに従っただけですわよ。」
ハヤテ「ものすごいノリノリに見えたのは気のせいですか？」

そりゃノリノリですよねー。女装させがいがあるもの！

なおラブレターの犯人は、亡霊神父のレィン。モテる奴が憎くてハヤテにいたずらしたのだった。
だがその結果マリアとデートすることになったと聞き激怒、デートを妨害しに行く。